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子どもあそび纏ごっこ/子供阿そひ纏ごっ小コドモアソビマトイゴッコ

子どもあそび纏ごっこ/子供阿そひ纏ごっ小

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作者名 国綱   (歌川 國綱/歌川 国綱)
作者名ヨミ クニツナ   (ウタガワ クニツナ)
代表明細・シリーズ名称 子どもあそび 纏ごっこ
落款等備考 國綱画
制作者備考 蔦屋 吉蔵
印章等 年月改 版元
印章注記
時代区分 文久3年
西暦 1863
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 風景画
内容2 子ども見立絵 江戸鳥瞰図
内容3 火消し いろは四十七組 火見櫓 纏 寛永寺 佃島 永代橋 江戸橋 日本橋

追加情報

火消には定火消、大名火消、町火消の三種があった。これは町火消の配置を江戸の鳥瞰図に示したものだが、人物を子どもにしてあるのは、火消を浮世絵で描くことは禁止されていたから。町火消は「いろは四十七組」からなるが、一番から十番までの大組に編成されていた。
右図の中央には日本橋川が流れ、下から江戸橋、日本橋、一石橋が並び、江戸城外堀へと続いている。左奥の呉服橋が一番組となっている。中図の下は永代橋で、題字の上に新ばしがあり、左上方には木々に囲まれ増上寺がある。右手には黒い物見櫓が建っている。左図下部は永代橋と隅田川河口の佃島。雲形の上には金杉橋があり、ここから上部の高縄の高台へと続く。全体に火消装束の人々が持つはしごやとび口、それに各組の纏もきちんと描いてある。
火事場で活躍する火消しは子どもたちにも人気があり、子ども見立の火消がいくつも作られている。子どもたちは、纏によっていろは四十七組を覚えたのであろう。
子供あそひまとい纏ご御ず図こ小
*右上から左下に向かって翻字。
常盤橋   六番組
呉服橋   一番組
日本橋   八番組
江戸橋   九番組・十番組

数寄屋橋 二番ノ門 百・千(百組・千組)
増上寺 二番ノ門 ろ・せ・も・め・す(ろ組 す組)
(中央タイトル)
東都名所日本橋、
従高輪之風景(高輪よりの風景)
子供あそひ纏御図小
永代橋 本所 深川

高輪三   番組
札之辻   五番組

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