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子も里 沢村田之助 /子もり 沢村田之助
コモリ:サワムラ タノスケ
作者名
三代 豊国/国貞 (三代 歌川 豊国/歌川 国貞)
作者名ヨミ
3ダイ トヨクニ/クニサダ (3ダイ ウタガワ トヨクニ/ウタガワ クニサダ)
代表明細・シリーズ名称
春遊并羽子板
落款等備考
七十八歳 豊國筆
制作者備考
伊勢兼
印章等
年月改 版元 彫
印章注記
時代区分
未詳
西暦
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画
内容2
役者絵 子ども絵
内容3
沢村田之助 女形 羽子板 子守 かい巻【ねんねこ半纏(はんてん)】
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
歌舞伎舞踊の「子守」を演じる沢村田之助を描いた芝居絵である。子守は文政六年(1823)の初演で、当時江戸では多く見られた子守女を舞踊化したもの。越後出の子守女によるトンビに油揚げをさらわれての追いかけ、人形を並べてのクドキ、新潟おけさでの綾竹の踊などが見られた。
沢村田之助(三世)の子守女である。子守女は赤い頭巾の幼児をおぶり、綿入のかい巻を着ている。冬の子守着で、江戸ではねんねこ半天といった。ねんねことは、赤ん坊の俗称であった。かい巻には田の字を入れた田之助の役者文様を入れ、襟や袖口には絞り染めの麻の葉文様を付けてある。赤い帯も、麻の葉の絞り染めだ。麻の葉は、まっ直ぐ伸びて丈夫なことから、子ども着に好まれた。頭には手拭いを向こう鉢巻きで結び、髪に花簪を刺している。手には羽子板を持っているが、絵柄は宝尽くしのようだ。この田之助は、安政六年に襲名した三世で、十六歳で立女形となり大人気を得た。豊国はその端正な美しい顔立ちと、子守衣装をよく表現している。
江戸時代には子守女が歌舞伎舞踊になるほど一般化していたことがうかがえる。普通子守は姉など年長の兄弟であったが、雇い子守もいた。この踊の子守女は、越後出身の雇い子守である。子守たちは、屋外で遊びながらもりをすることが多く、その様子は貞虎「江都新大橋雪の朝タ 子供遊の図」などで見ることができる。
左下に「七十八歳 豊国筆」とあり、三代歌川豊国(国貞)が死亡する前年・文久三年の作である。
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