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しん板かめのおさらい シンパン カメノオサライ

しん板かめのおさらい 

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作者名 治明
作者名ヨミ ハルアキ
代表明細・シリーズ名称 しん板 かめのおさらい
落款等備考
制作者備考 石島
印章等
印章注記
時代区分 明治17年
西暦 1884
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 おもちゃ絵 
内容2 擬人画 けいこ事
内容3 犬 イヌ カメ 踊り おさらい会

追加情報

おけいこ事の舞踊をテーマにしたおもちゃ絵で、犬を擬人化して子どもが興味を持つように表現してある。ところどころに、ぽち、ぶち、など犬の名前が記入されている。
画面を4区分してあり、上段は踊りのおさらい会(発表会)である。舞台では鼓を手に踊る娘犬の左右に三味線などの囃子方がおり、手前は見物人(犬)だ。二段目は楽屋で、ひいきからののれんを背に座る師匠にあいさつし、左ではご馳走をいただいている。三段目は、板張りのけいこ場で三味線に合わせて踊る二人と、左では長火鉢をかこむ人(犬)たち。四段目は、踊りの師匠の家の外観で右手には岡持で出前が運ばれ、左手では障子越しに囃子の音色をしばし楽しむ通行人である。
「かめのおさらい」のかめは、西洋犬を指すことば。明治初期に西洋人が犬を「come here」と呼ぶのがなまって洋犬をかめといった。この作品は、明治初期にも、踊りのけいこが盛んだったことと同時に犬をかめと呼んだことを示す貴重な作品。

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