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子供遊び 上り下り  コドモアソビ ノボリクダリ

子供遊び 上り下り  

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作者名 昇雲   (山本昇雲)
作者名ヨミ ショウウン  (ヤマモト ショウウン)
代表明細・シリーズ名称 子供遊び
落款等備考 昇雲
制作者備考 松木平吉
印章等
印章注記
時代区分 明治40年
西暦 1907
形態 大判 画帖
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画 遊び(上がりこ 下がりこ、道中かご 男)折帖仕立
内容3 子ども(男子 少年・幼児) 大八車 上がりこ下がりこ(シーソー) 道中かご

追加情報

「子供あそび」は昇雲の子ども絵の代表作で、男女の四季のさまざまな遊びが描かれている。「四季のながめ」とちがい、登場するのは子どものみの作品が多く、母がいても背後で子どもを見守る存在だ。また男子の元気な遊びが多いのと、日露戦争を反映した遊び風俗が見られるのも特色だ。
初秋の満月が昇り始めた夕方、子どもたちは薄明かりのなかでまだ遊びに夢中であり、その情景を巧みにとらえている。
川岸の柳の下に置かれてあった大八車で、四人の子どもが「上がりこ下がりこ」と呼ばれたシーソー遊びをしている。画題は「上り下り」となっており、上がった子のゲタが抜け落ちている。右手では二人の子が棒に一人の子を乗せてかつぎ、「道中かご」の遊びをしている。後ろでかつぐ子は、小さな提灯を背にさし、夜道の感じを出している。背景にも遊ぶ子や夕涼みの親子、人力車などのシルエットが浮かび、対岸の森には月が昇り始めている。暗くなるまで遊びを楽しんだ様子がよくうかがえる。
画面右下の遊びは「道中かご」。「籠かき」は、棒や竹を使わず、背に乗せる遊び。

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