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木曽街道倉賀野宿鳥川之図 キソカイドウクラカノジュクカラスカワノズ

木曽街道倉賀野宿鳥川之図 

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作者名 英泉   (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン  (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 木曾街道倉賀野宿鳥川之図
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 天保後期
西暦 1840-1844
形態 大判横
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 風俗画 風景画
内容2 日常生活 道中絵
内容3 幼児 少年 遊び(水遊び) 家事(炊事) 魚とり 女旅人 樋門 女(母か祖母)

追加情報

木曽街道六十九次の英泉と広重による連作で、本図は英泉が担当した24図の一つ
「十三 倉賀野宿 烏川」である。東海道や木曽街道の宿駅をテーマとする連作は
道中絵とも呼ばれる。女と子どもが描かれているが、母子とは限らない。
画面中央にゆったりと烏川が流れ、いかだや荷舟が行き来する。対岸に見えるのが
上州(群馬県)倉賀野(現・高崎市内)の宿で、中仙道の宿駅にとどまらず日光側
弊使街道の分岐点でもあり、栄えたことで知られる。手前の小川では、用水を調整
する樋門で遊ぶ子、魚をとる子などがおり、そばには釜を洗う女と茶わんを手に小屋
から身を乗り出して子どもを眺める女がいる。画面右は小屋掛けの茶店のようでもあり
身を乗り出しているのは旅の女のようで、菅笠と杖も側に置いてある。左の裸の子は
顔つきをよく見るとかなり大人びている。釜を洗う女は、母とも祖母とも断定できない。
道中絵であるが、女と子どもたちの日常生活をたくみに織り込んである。
ただ同じ道中絵でも、子どもたちを愛着あるまなざしで登場させた広重
とくらべ、英泉にはそれが感じられない。

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公文と子ども浮世絵

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