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子供あそひ 園の雪
コドモアソビ ソノノユキ
作者名
昇雲 (山本昇雲)
作者名ヨミ
ショウウン (ヤマモト ショウウン)
代表明細・シリーズ名称
子供あそび
落款等備考
昇雲
制作者備考
松木 平吉
印章等
印章注記
時代区分
明治39年
西暦
1906
形態
大判(ヨコ)
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 風俗画 人物画
内容2
遊戯画 遊び(雪遊び 女)
内容3
子ども(女子 少女 姉妹) 季節(冬) 雪 雪うさぎ 雪景色 東屋 庭園
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
「子供あそび」は昇雲の子ども絵の代表作で、男女の四季のさまざまな遊びが描かれている。「四季のながめ」とちがい、登場するのは子どものみの作品が多く、母がいても背後で子どもを見守る存在だ。また男子の元気な遊びが多いのと、日露戦争を反映した遊び風俗が見られるのも特色だ。
「園の雪」とあるが、「庭の雪」であり、それも東屋の建つ立派な庭園である。雪におおわれた白い庭と、東屋の暗い内部を対比的に描いてある。庭では赤い椿の花が彩りをそえ、石灯籠には小鳥が来ている。少女は、まっ白いウサギの襟巻をして手は袖に入れ、寒さを防いでいる。東屋では、赤い盆に雪ウサギがのせてあり、赤い椿を髪にさした少女が雪だるまだろうか、作っている。姉はかじかんだ手に息を吹きかけながら見ている。丸窓の外には、赤い実をつけた南天があり、実をねらって小鳥が飛んで来ている。
明治後期の遊びを中心にした子ども風俗がよくうかがえる。特に男子の遊びには日露戦争の反映が見られる。
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