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おさなあそび廿四孝 山谷(十八) オサナアソビニジュウシコウ サンコク ジュウハチ

おさなあそび廿四孝 山谷(十八) 

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作者名 重政    (北尾 重政)
作者名ヨミ シゲマサ   (キタオ シゲマサ)
代表明細・シリーズ名称 おさなあそび二十四孝
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 安永~天明頃
西暦 1772-1789
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 風俗画?
内容2 遊戯画 日常生活 子ども見立絵
内容3 遊び(水やり) 子ども(男子 少年) 二十四孝(山谷)

追加情報

「おさな遊廿四孝」とあり、中国の孝行談24話を集めた本に題材をとり、各話の山場を子ども遊びに置きかえて描いてある。
「三谷(18)」は、詩人山谷は使用人も多く、妻もいたが、自分の母の大小便の器は自ら洗って母に与えるなど、孝行のかぎりをつくし、天下に知られた。絵では、まめまめしくジョウロで植木鉢に水をやっているのが山谷の見立である。その後ろでは、もう一人の子どもが賞讃の目で眺めている。背後には老松が枝を伸ばしている。江戸時代のジョウロの図としても貴重。手桶に入れてジョウロの中に水をためてから、使ったのだろう。遊び展図録参照
孝行の大切さを説いた「廿四孝」は、江戸時代に多数出版され、子どもたちに与えられた。また、浮世絵など、その内容を絵解きしたものも多い。「廿四孝」の普及ぶりと、子どもが親しみやすい工夫を示す作品である。
落款は入ってないが、その筆致などから北尾重政の作とされる。

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