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諸芸稽古図会
ショゲイケイコズエ
作者名
広重 (歌川 廣重/歌川 広重)
作者名ヨミ
ヒロシゲ (ウタガワ ヒロシゲ)
代表明細・シリーズ名称
諸芸稽古図会
落款等備考
廣重画
制作者備考
印章等
版元
印章注記
時代区分
天保後期頃
西暦
1839-1844
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
戯画 風俗画 子ども絵
内容2
稽古絵 手習い絵
内容3
寺子屋 琴 鞠(蹴鞠) 剣術
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
これは、手習・琴・鞠〈蹴鞠(けまり)〉・剣術である。
<手習>だらけた手習所(寺子屋)である。手前の子は、折り手本を広げて遊んでおり、前の子は手習いを止めておしゃべりをしている。右手の天神机に座らされているのは、いたずらが過ぎてお仕置きを受けている子だ。墨をするための水を入れた茶碗と線香を手に、線香が燃え尽きるまで20分ほどの正座だ。<琴>琴は師匠と一対一の個人指導を受けている。師匠は、視覚障害者が多かった。<蹴鞠>古くからの貴族の遊戯で、革製の鞠を蹴り上げて遊んだが、江戸時代も庶民の遊びではなかった。<剣道>防具を着けての剣道の練習試合だ。左からの激しい打込みに、右は竹刀を落としている。
江戸後期には寺子屋(江戸では手習所と呼ぶことが多かった)は大繁盛であったが、単調な書写中心であったので、師匠が席を外すと、絵のような場面も見られた。琴は、身分ある家でないと習わせなかったという。蹴鞠の鞠は革製で中空、手まりは綿などの芯に糸を巻いて作った。剣道は、江戸後期になると町人も習うことができた。
手習・琴・まり・剣術
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