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十二月嬰童遊  ジュウニカゲツエイドウアソビ

十二月嬰童遊  

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作者名 春山    (勝川 春山/泉 昌有)
作者名ヨミ シュンザン  (カツヤマ シュンザン/イズミ マサアリ)
代表明細・シリーズ名称 十二月嬰童遊
落款等備考 昌有画
制作者備考
印章等 版元
印章注記
時代区分 天明6年頃
西暦 1766
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画 年中行事
内容3 少年 悪戯 タバコ 喫煙(キセル) 菊の節供

追加情報

「十二月嬰童遊」は各月の行事と子どもの遊びを組み合わせた遊戯画である。これは九月で、菊の節供を楽しむ子どもたちである。
いたずら好きの四人組が描かれている。手前の子は地面に座らされ、後ろの子に菊の枝を持った左手をつかまれ、下半身もまる出しだ。そばに二本の棒があり、ちゃんばらごっこの際に菊の枝を折ってしまったのだろうか。右の子は、竹で組んだ台の上の紙箱に、せっせと菊の花びらを集めている。父の菊酒の用意だろうか。後ろの子どもは、なんと長キセルを吸っている。よしず張りの中に見事な菊が並び、やんちゃな男児が表情豊かに表現されている。
石川豊雅・鳥居清長など同時代の絵師が十二月ごとの子ども遊戯画を描いており、子どもへの注目ぶりがうかがえる。
勝川春山は天明6年頃に泉守一の門に入り、昌有と称した。その頃の作品である。

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